PC購入検討【プロセス編】

最近、PCを新たに購入したので検討時のプロセスについてまとめておく。
今後、高い買い物をするときに参考になるかもしれない。

本当に必要?

先日、8年以上連れ添ったPCの調子が本格的に悪くなってしまった。

相棒とのお別れをようやく受け入れることができた。

さて、新たな相棒として家族から譲り受けたノートPCが有力候補だった。
そのPCは購入してから5年くらい時間が経過しており、キーボードの調子が悪いことが判明した。
ほとんどのキーを満足に入力することができず、ログインするのにも難儀。

思い切って、もうスマートフォンでよいのではないかと考えた。
そういえばこの携帯端末も立派なPCとも言えなくもない……!

とりあえず、スマートフォンでネットをする生活を一カ月ほど続けてみた。

……一か月後

生活には支障をきたさないが、結論としてスマートフォンだけだと心許ない。

10GBのデータストレージのうち、9GBが既に埋め尽くされている。
メモリは確認していないが、正直動作は遅い。

冷静になって考えてみると、プログラミングや数値計算の鍛錬が全くできない。
それにブログや内省ノートなどの広義の文章作成活動もあきらめなければならない。

ということでPCはやっぱり自分にとって必要な道具なのだという結論に至った。

新しいのじゃないとダメ?

さて、ここで新たな疑問が出てくる。
本当に新たなPCを購入する必要があるのか。

家族から譲り受けたPCはキーボードの調子が悪いだけだ。
そのためUSB接続できるキーボードを買えば事足りるのではないか。
まずはキーボードを購入し、今あるPCで何とかしてみる方針とした。

早速、家電屋さんにLet's Go!

……さらに一か月後

お試しで使ってみたが、PCの動作が非常に重い。
物理メモリが4GBであるため、いろいろとソフトを立ち上げると動作が非常に重くなる。
また、テンキーがあるタイプのノートPCであるため、必然的に面積も重量も大きい。とりあえずこの子は据え置き用として運用することとした。 

どれにしようかな?

気軽に持ち運んでその辺のカフェでも作業したい欲求を満たすべくやはり新たなPCが必要だという結論に至った。

先代の相棒にお別れを告げてから早二カ月、最後の関門をクリアし、遂に自分の中でGOサインを出せるようになった。

思い返せば、3年くらい前から抱いていた淡い希望がついに叶えられる状況とも言える。

早速、欲しいスペックをまとめていった。

第一条件として持ち運びやすいことが挙げられる。
主に文章作成用に特化させるつもりだが、プログラミング用にも使いたくなるかもしれない。

ある程度、スペックがよいものを選びたいと考えていた。
メモリ8GB以上、ストレージ256GB以上は欲しい。

第二条件として価格の上限を20万円とした。
これは、先代が20万円くらいだったためである。
もちろん、機能面で満足度が高く、できるだけ安くということを心がけた。

既に何度か店頭に足を運んだことがあったが、常に自分のペースでことを運べるかどうか
という点において不安があったためネットで購入することとした。

実機を直接見れないというのはデメリットだが、重量と面積が分かれば何となくサイズ感をイメージできる。
操作感に関しては情報が分かりにくいが、結局新しいものに慣れるしかないと思うので
特に気にしないこととした。

さて、まずはamazonで検索してみたが、いろんな機種があって目移りしてしまう。
散々迷った挙句、MacBookに目を付けた。
スタバにMacというのも時流に乗っていいのではないか、とふと思う。

一方、MacOSは大学の共有PCで使って以来であるため少し冒険しすぎかもしれないとも思った。
結局、慣れるしかない話だと思うのだが、いざというときに保守的になってしまいがちだ。

……よし、Windowsであることも条件に加えよう。

次のアイディアとしてSurfaceが出てきた。
昔、ラボのボスや友人がSurfaceを愛用していたことを思い出す。
早速検索すると、最近新たな機種「Surface Pro 7」が販売されたらしい。
そのスタイリッシュなボディに心惹かれるものがあった。

さて「Surface Pro 7」について調べてみると、どうやら「Surface Pro 6」とかなり似ているらしい。

スペック対応表を見比べた結果、電池の持ちが優れている点を鑑みて「Surface Pro 6」を買うこととした。

これで一仕事完了、と思いきや、どのサイトから購入すればよいのかという問題が発生した。

Microsoftの公式販売ページからはメモリやストレージ、色などのオプションを細やかに選定できる。

一方、amazonではそのあたりの組み合わせが結構制限されていたが、価格が安い。

すでに満身創痍だったが、amazonで何とか所望のオプションのものを見つけ出すことに成功した。

できるだけ安く購入する、という要件もきっちりクリアだ。

まとめ

……というわけでようやく購入検討が終結した。
長い戦いだった。

今回の一件で、何を、どのように、いつ、どこで買うか、よりも「なぜ買うか」に重きを置いている節があることが分かった。

Surfaceとは末永くやっていくつもりだ。