何となく資産運用することにした。
今年から証券会社のNISA口座を使えるようになった記念(?)に資産運用に至るまでの過程を簡単にまとめておこうと思う。
会社員三年目が終わろうとしつつある現在までのザックリとしたお金の動きを記録してみる。
過去の清算:奨学金
学生のころは日本学生支援機構にお世話になっていた。
学部4年、修士2年、博士1年の計7年間。
奨学金免除の好機に恵まれなかったのは残念だが、現在もそして今後も粛々と返還していく。
日本学生支援機構の場合、奨学金の返還は貸与終了翌月から数えて7か月目から開始する。返還年数は借りた金額にもよるが最長20年間となる。*1
毎月の返還額の負荷はそれまで大きくないのだが、着実に会社員のマネーを削っていく。そう、ボクシングでじわじわと対戦相手の体力を削っていくボディブローのように。7年間お世話になってきたので毎月それなりのボディブローだが、一応現在までは滞りなく返還できている。
日本学生支援機構奨学金には無利子の第一種と利子が発生する第二種がある。実は、学部と修士の入学時にそれぞれ一括して50万円分の第二種を借りていた。
毎月の生活は第一種、何かと出費が多い入学時期は第二種を借りるという方針だった。
返還額には第二種が100万円上乗せされている分、人並み以上のボディブローということになる。
さて、会社員として労働を開始してから一年と数か月がたったころ、銀行口座の貯蓄は遂に100万円を超えた。
口座に貯まったことのある桁が一桁増えたことに対してちょっとした実績を解除したかのような喜びがあった。
100万円といえば……第二種奨学金で借りていた額である。
一括返還のために使用するアイディアがすぐに思い浮かんだ。
第一種は利子がないので、じっくりと返還する方針でOKだが、問題は、第二種の方でああり、正直利子があるのは嬉しくない。
しかしながら、一括返還する場合は、手元のお金が一気になくなるというデメリットがある。
どうしたものかと、インターネットで先人たちによる考察を参照しながら検討した。
メリットやデメリットを鑑みた結果、第二種を繰り上げ返還することにした。
支出するマネーとしては、引っ越しの際に支払った20万円程度がそれまでの最高値だったので記録更新だ。
一括返還、最高に気持ちいい。
私の場合はこれに尽きる。選択は人それぞれであるが、全く後悔のないお金の使い方だったように思う。
会社員1年目にコツコツと貯まったマネーは2年目にほとんど使い切ることになったが……
これで人並み程度の奨学金ボディブローを受けることができる!
まとめ
本当はもう少し書きたい内容があったが、思ったより長くなったので今回はここまで。
もう奨学金を借りる事態には遭遇したくないが、一括返還の気持ちよさを味わえ、納得のあるお金の使い方をできたように思える。
資産運用とは直接的に関係ないお話だったが、次回こそは……!
*1:ちなみに私は20年プレイヤー