資産運用について【清算編その2】

何となく資産運用することにした。

今年から証券会社のNISA口座を使えるようになった記念(?)に資産運用に至るまでの過程を簡単にまとめておこうと思い、前回チャレンジしたのだが、思ったよりも文章が長くなったので、今回はその続き。

前回の清算編となる以下の記事では、奨学金(利子有)を一括返還するところまでまとめた。

今回も前回に引き続き過去の清算編で、年金を追納するお話だ。

 

haruokasan.hatenablog.com

 

過去の清算:年金

第二種奨学金を一括返還してから一年後、とある郵便はがきが手元に届いた。

それは年金の追納に関するお知らせだった。
学生のころに、日本国民年金機構の学生納付特例制度を利用しており、当時は年金を納めていなかった。

 

・10年以内であれば保険料をさかのぼって納めること(追納)ができる。
・将来受け取る年金額を増額するためにも、追納することが推奨されている。

 

はがきにはそのようなことが書いてあった。
そして気になる記載もあった。

 

・学生納付特例期間の承認を受けた期間の翌年度から起算して、3年度目以降に保険料を追納する場合には、承認を受けた当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされる。

 

郵便でのお知らせがあったのは最後に特例が適用されてから、ちょうど3年度目。
つまり加算額が上乗せされてからの通知ということでなかなか手が込んでいると言えよう。
こうやって少しずつ加算額を稼ぐ仕組みなのだなあと感心していた。

 

追納のトータル金額は約100万円。
奨学金(利子有)を一括返還してから一年がたったころにもなると、口座には再び100万円以上の貯蓄があった。
……これも何かのご縁ということで、一括して追納することにした。


仮に今回支払わなかったとしたら来年も通知が届くだろう。

毎年通知を受け取り、悩むのは好ましくない。
いずれ払うことを選択するだろうと考え、今回さっさと払うことにした。

過去に納めるべきタイミングで納めていなかったというだけで若干金額が割り増しされるのはちょっと嫌だが、今後は傷を広げる一方になる。(実は、いまだにどれほどメリットがあるのかは把握できていないのだが)

支払いを保留しっぱなしというのも何だかスッキリしないので、ここは思い切って過去の清算にお金を使おう。

 

追納手続きのため年金事務所へLet's GO!
もちろん平日の営業のみなので、有給休暇を取得して手続きした。
手続き自体はそんなに難しいものではなく、受付の人に記入した申込書を渡し、後日振込用紙が届き、支払いを実行する。

 

さて、2~3週間後に振込用紙が届いたのは良いが、銀行に振込しに行くのが非常に億劫だ。


何か良い方法はないかと振込用紙を眺めていると、インターネット振込に対応しているとのこと。

色々調査してみたところ、ワンタイムパスワードが必要らしい。

ワン、ワンタイム、ワンタイムパスワード……はっ!

 

銀行口座を開設したときに訳も分からず窓口の人に設定してもらった「あの機能」ということに気づいた。

予期せぬところで繋がるものがあるとなかなか面白い。

結果としてインターネットからポチポチ操作することで振込が可能であることが分かった。

実は振込用紙の番号を入力するのが面倒だったが、外出して現金振り込みするよりは圧倒的に負担が少ないのでかなり助かったものだ。

 

まとめ

前回は奨学金(利子有)を一括返還し、今回は年金を一括追納した話をまとめた。

これでようやく清算すべきものは奨学金(利子無)のみとなり、気長に返還していけばOKという状況にまでたどり着いた。20年プレイヤーとして粛々と返還していく。

清算編はこれにて完了。

次回からはもう少し資産運用っぽい話になるはず……!