資産運用について【導入編】

何となく資産運用することにした。

今年から証券会社のNISA口座を使えるようになった記念(?)に資産運用に至るまでの過程を簡単に記録するつもりで今月は重点的に投稿している。

清算編では奨学金一括返還や年金追納、立志編では資産運用のきっかけについてまとめた。

今回は導入編ということで、現在に至るまでの概要を記載してみる。

 

 

前回の立志編では、訳も分からず利用していたつみたてNISAから脱却し、もう少し真面目に資産運用と向き合う方針とすることに決めた。

 

haruokasan.hatenablog.com

 

当時利用していたつみたてNISAについては、パフォーマンスが今一つという判断を下し、以下のことを決めていた。

 

・証券口座を開設すること
・つみたてNISAを解約し、NISA口座を変更すること

 

立志編で紹介した図書には、税の優遇措置を可能な限り活用する方がよい、とのアドバイスがあり、やはりNISAを活用したい。

しかしながら、つみたてNISAとNISAは併用できず、さらに一人一口座までという制限がある。

そういう事情があるため、つみたてNISAを解約する必要がある。

 

というわけで早速手続きを進めていこう。

 

さて、証券口座開設には指定の本人確認書類の画像をネット経由で送ればOKとのこと(ああ、便利…!)

自宅にいながら画面操作をポチポチするだけで簡単に完了した。

 

後日、郵送で初期ID・PASSのお知らせがあり、難なくミッションコンプリート。


次のステップとしてNISA契約へ進みたいところだが、既にNISA口座を開設している場合は、現在契約中のNISA口座の廃止通知書の提出が求められており、ひと手間加える必要がある。

 

次のミッションはつみたてNISA解約だ。

なお、導入編で一番大変だったのは、つみたてNISA解約のステップだった。

 

前回は詳細に書き切れなかったが、最初に契約していたつみたてNISAは非常に不便なものだった。
まず、選択できる銘柄が当時は三種類しかない。
証券口座経由ならば、自分で好きな銘柄を選択出来るというのに。。。

さらに運用コストもバカにならない。
投資信託の場合、信託報酬というものを毎年支払う必要がある。
長期運用の際には、この運用コストが意外と重要なファクターであり、資産を積み上げるプロセスにおける足枷となりうる要因だ。

大抵は、総資産のうちのいくつかの割合を信託報酬として支払うことになる。

総資産のうち、0.1%以下というファンドも探せばあるのだが、当時契約中のものは5%くらいだったと記憶している。

 

・・・これは、おいしくない。

 

また、毎月積み立てる金額を調整するには、ネット経由からは対応しておらず、直接店舗に行って調整する必要があった。
証券口座経由ならば、ポチポチ操作するだけでいいのに。

 

それに、店舗での対応は平日の9時~15時という。

 

調べれば調べるほどあまりにも不自由を感じた。

どうして当時契約していたつみたてNISAはこんなに縛りが厳しいのかと不思議に思ったものである。

 

つみたてNISAをやめようと思った背景には以上のような要因もあった。

 

さて、つみたてNISA解約について色々調べてみるとやはりネットからは対応できず、直接店舗に行く必要がある。
平日の9時~15時という時間帯に行くには通常であれば有給休暇を消費する必要がある。
しかしながら、昨今の新型ウイルス事情により、在宅勤務を実施していたため、昼休みの時間を使って店舗に行く、という選択肢が可能だった。


善は急げということで、自宅近所の支店に昼休憩の時に乗り込むことにしたのだった。

 

やっとのことで、NISA口座の廃止通知書を受け取り、あとは証券口座の方でNISA口座変更手続きを進め、ようやく所望の状況にすることができた。

以上のような経緯があり、2021年の1月からNISA口座を活用できるようになった。

 

環境構築、大変だ。

プログラミングでの「Hello World!」がやっと終わったといったところか。

 

なんとかスタート地点に立ったところなので今後はボチボチやっていきたい。
個人投資家のうち99%は泣きながら退場していくという厳しい世界とのことだが。

 

個人投資家は己の心との闘いが大きな課題と言われている。

できるだけ闘わないようにしていきたい。

そのためのコツは「忘れること」だという。

 

捕らぬ狸の皮算用だが、毎年100万円課金すれば15年後には目標金額に到達できるとの楽観的な試算結果があるので、気長にやっていきたいものだ。

 

 

導入編は以上となる。

また、一連の資産運用についての投稿もこれで一旦完了としている。

次回があるとすれば、資産が1千万円台の大台に乗ったときか、運用作業をプログラムである程度自動化したときか、あるいは泣く泣く退場するときだろう。