500円玉貯金

会社員になってから、お昼ごはんでよく外食するようになった。

ここ一年近くは在宅勤務中心なので足が遠のいているが、会社の近くには行きつけのお店がいくつかあった。

会社員生活を始めて1年ほど経ったころには
お寿司屋さん、ラーメン屋さん、天ぷら屋さん、カレー屋さん
4店舗が平日のレギュラーメンバーとして定着していた。

そして平日のうち、残り1日については気まぐれにお店を探索することにしていた。

ローテーションを回していたころが懐かしい思い出になりつつある。

 

さて、月トータルで換算すると、お昼ごはんのコストはなかなかバカにならない。

とはいうものの、実際にかかったコストに関してはどんぶり勘定であり、一応許容範囲ということにしていた。

しかしながら、金銭面だけではなく、健康面についても考えると、ある程度、抑止力があった方がいいと考え、コストをより実感するため500円玉貯金することにした。

ちょっと外食を控えたいという気持ちの表れである。

 

500円玉貯金のルールとして、支払いの際におつりとして500円を受け取ることができるように可能な限り調整して、受け取った500円玉を貯金箱に入れるという単純明快なもの。

 

100円ショップでちょうどいいサイズの貯金箱を購入した。
500円玉で貯金箱を満たせば約10万円貯まるとのこと。

 

 

貯金を開始してから1年半ほど経った頃には、貯金箱がパンパンになり、500円玉が溢れかえっていた。(下図の写真ではきれいに収まっているように見えるが、実際には10枚ほどはみ出し散らかしていた)
さすがに見るに見かねて整理してみたところ、約300枚、つまり約15万円分の500円玉が貯まっていて少し驚いたものだ。

 

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500円玉が貯められた貯金箱とその内容

 

1年以上継続した所感として、500円玉貯金が外食への抑止力としてあまり機能していなかったように思える。
結局は支払い時に500円のおつりをもらう調整をする習慣だけが残っていたというのが実態であり、外食頻度を顧みることは残念ながら皆無だった。

 

外食を控えるという面では500円玉貯金はあまり効果はなかったのだが、思ったよりも硬貨が貯まっていた。